山の湿地や谷川のほとりに群生する座禅草は、サトイモ科の多年草で2月から3月にかけて咲きます。僧侶が座禅を組んでいるように見えるところからその名がついたとされます。
座禅草は花を咲かせるときに発熱する珍しい植物です。
肉穂花序(にくすいかじょ)という部分で発熱し、温度は30度近くまで達します。
外気温がマイナスにまで下がっても発熱により肉穂花序は、25度近くに保たれています。
雪の中でも頭をのぞかせているのは、そのためかもしれません。
滋賀県高島市今津町座禅草群生地パンフレットより
今日24日は今津町の座禅草まつりが開催予定でしたが昨日からの雪のため中止になってしまいました。
写真は06年2月の群生地
花言葉 沈黙の愛