ダンギク

昨日のニュースで徳島の旧吉野川に大量発生した外来種の水草のことを報道していました。
2006年に特定外来種に指定されたボタンウキクサです。
指定されるまでは夏になるとどの園芸店でも涼を呼ぶ水草「ウォーターレタス」と名をつけ売っていました。
グリーンサムでも売っていました。
私が売っていた、ボタンウキクサが環境を汚染して、吉野川のシジミや青のりを絶滅させる勢いで繁殖している。とても心が痛みます。

今でもどんどん輸入の花が品種改良して日本の冬を越せるようになっています。
そしてそれをグリーンサムでも売っています。
ハルシャギク、キンケイギクなどは庭から逃げ出し野生化して在来種であるノジギク、フジバカマを絶滅の危機に追いやっています。

里山を守り育てていこうと思っているのなら、店で扱う植物も売れるからという理由だけで仕入れてはいけないし自分の仕入れたものに責任を持たなくてはいけないと反省したグリーンサムです。

ダンギクはクマツヅラ科、カリオプテリス属の多年草で九州北西部に自生しています。
節にボール状に重なって花をつけるところからダンギク(段菊)と呼ばれます。

花言葉 忘れ得ぬ思い

花と緑のグリーンサム