未明に月明かりで目が覚めました
やった~!今日は見られそう
早起きして出かけたのは
遠敷峠(おにゅうとうげ)の雲海
いつもの林道が崩落工事中でUターンのため30分のロスタイム
滋賀県側小入谷「おにゅうだに」から峠に向かいます
雲の中を走っているようで何も見えません
峠まで行っても霧が厚すぎないか少し不安になりましたが
見えました!
カーブごとにベストポジションを求めてカメラマンが待機しています
わたしも負けずに狙い撃ち
霞んで見えますが若狭湾に浮かぶ冠島が見えます
その場にいたカメラマンの男性が向こうに白山が見えるよと教えてくれました
薄らとですが雪を抱いた白山が見えます
おじさんたちは白山の出待ちなんだそうで、「雲海より白山だ~」ですって
正面に白山連峰、右手に遠敷峠(おにゅうとうげ)の雲海、左は若狭湾に浮かぶ冠島
360度、パノラマビューです
残念ながらカメラでは白山を写すのは少し無理でした~
出待ちを、続けるおじさんたちに別れを告げ
根来(ねごろ)集落向にかいます
閉鎖した牛舎跡にススキで作った可愛いミミズク
廃校
校庭に残された栃の大木
昔、日本はこんな山深いところにまで集落があり生活していた
文明の発達は一極集中を招いてしまったんだなあ
便利なことが幸せなのか
自然の中で頭と体を使って暮らしていくのが幸せなのか
紅葉が見事
そのまま根来(ねごろ)集落を下ります
人魚の肉を食べたために八百歳まで生き続けたという比丘尼のお墓
地元の人に聞いたら「お墓と言っても掘っても何もなかった」
オイ!掘ったんかい