故郷からの便り

郵便受けに入っていた封筒には故郷の名前が有り
開けると県人会の小冊子が入ってました

また名簿作成の寄付かよ~と思いながら
表紙を見ると懐かしい名前が有りました

殿村君です
彼は新潟県境との朝日町(親不知が近くにある難所)から通学に2時間もかけて
デザイン科のある高校に3年間無遅刻無欠席で通ったという変わり者(?)

卒業後京都の美術学校に入るための推薦をくださいと学校にお願いしたら
大学に行って欲しい子は行かないのに
卒業すら危ない子が推薦を欲しがる…と先生を思い切り嘆かせた
もちろん卒業危ないほうが私ですがぁ~

彼は卒業後は井波の木彫家に弟子に入り
モクモクと頑張り続けたのでしょうね

県展に入賞した事、日展に出品したこと
随分若い可愛いお嫁さんをもらったこと
風のうわさには聞いていました


天空の杜 殿村和司
日展特選

同級生の活躍に気持ちがあったかくなりながら
冊子を開くと訃報の欄に目が行き
何気なく見ていると
小学校の卒業までの3年間を受け持ってくださっていた
先生の死を知りました

偶然届いた故郷からの冊子に懐かしさと
時の流れを感じたグリーンサムでした


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