「陸の孤島」と呼ばれていた菅浦
奥琵琶湖の葛籠尾崎(つづらおざき)半島にあり山にへばりついた湖岸の集落
中世には「惣(そう)」と呼ばれる自治的村落を形成し
菅浦だけの自治が成立していました
ここで警察・軍事が行われて
罪を犯した者を裁くこともしていました
阿弥陀寺から琵琶湖を臨む
目の前が琵琶湖、裏には山が迫る細長い集落
四足門が設けられ村への出入りが厳しくチェックされていた
波よけの石垣が琵琶湖に面して美しくつまれています
村の西の入り口にある須賀神社
氏子が参道へ立ち入るには裸足だそう
鳥居奥の本殿へは一般人も土足厳禁(土の上を土足厳禁?)
764年に淳仁天皇が落ちのびて須賀神社奥殿裏にに住み着かれた伝説が残っていて
それゆえ土足は禁じられたのでしょうか
(ただし正史では落ちのびられたのは淡路島となっている)
須賀神社前の大イチョウが黄色く黄葉してとても綺麗でした
車に戻りもう一つ勧められた国民宿舎つづらお荘で入浴した後次の目的地に向います