まだ上げそめし前髪の
林檎のもとにみえしとき
前にさしたる花櫛の
花ある君と思いけり
白きやさしき手をのべて
りんごをわれにあたへしは
薄紅の秋の実に
ひと恋初めしはじめなり
島崎藤村の詠んだ「初恋」です。
教え子と問題を起こしたり、兄の子である姪の駒子との間に子を生したり、藤村はかなりの不良です。
名家に生まれたゆえの憂鬱が彼にはあったのかもしれませんね。
初恋草はオーストラリア原産のワイルドフラワーです。
砂漠に自生している植物なので乾燥には非常に強く、暑さ・寒さにも強い植物です。
花言葉 淡い初恋