五色柊(ゴシキヒイラギ)

立冬です。今日から暦の上では冬になります。
まんざらでもなく明日からぐっと冷え込むとの予想(予報?)です。

冬の味覚ズワイガニも解禁になりました。というか魚が美味しい季節ですね。
私が育った富山はこれからの時期は寒ブリ、タラ鍋、ベニズワイガニなどなど、魚がおいしいんですよね。

何が悲しいと言っても京都での魚の貧困さにはまいります。
富山では鯖は大衆魚なのですがここ京都では、お祭りに欠かせない高級魚に変身です。

米どころ富山の日本酒に脂の乗った寒ブリのさしみ。食したい!!
白子が入った鱈のきときと鍋。懐かしーよ。いけないお腹が減ってきました、早く帰ってご飯にします。

木に冬と書いて柊。11月~12月にかけて白い芳香のある花を咲かせます。

葉はかたくてギザギザで触ると痛いです。
その葉のトゲに鬼が目を突かれて退散したとの伝説から(鬼の目突き)の別名もあります。
京都では、節分にはイワシの頭を柊の枝に刺して玄関に置く魔よけの風習があります。
鬼門に植えるといいともいわれています。

葉はつやが有り美しいので生垣に利用されたりもします。

冬の寄せ植えに利用し、春が来たら鬼退治に利用できる。これまた利用価値の高い商品ではないですか?

花と緑のグリーンサム